引っ越しを前に、新居にカーテンを取り付けた。
新しい部屋は、窓からの景色も楽しみにしていた。
カーテンは、落ち着いたグレージュ系の厚手のものと、白いレースカーテンを選んだ。
特に気に入ったのが、レースカーテン。
風が入ると、ふわっと揺れるような軽い生地。
その雰囲気が好きで、ほとんど迷わず決めた。
ところが、実際に取り付けてみると、思っていたのと少し違った。
レースカーテンを閉めた瞬間、
「えっ? 何が起きた?」
思わずそう思った。
外の景色が、ほとんど見えない(笑)。
窓からの景色を楽しみにしていたのに、カーテンを閉めた途端、何も見えなくなってしまった。
正直、そこまで考えていなかった。
レースカーテンって、もう少し外が透けて見えるものだと思っていたから。
どうやら、頭の中で勝手に透け具合を調整してイメージしていたらしい(笑)。
選ぶときは、風に揺れる軽さや生地の雰囲気ばかり気にしていた。
肝心の透け具合は、ほとんど確認していなかった。
実際に取り付けてみないと分からないものだなぁ。
とはいえ、失敗したとは思っていない。
風に揺れるレースカーテンの雰囲気は、やっぱり好きだ。
外の景色を眺めたいときは、カーテンを開ければいい。
風に揺れるカーテンを楽しみたいときは、閉めておけばいい。
そう考えれば、どちらも楽しめる。
最初から備え付けられていた金属製のカーテンホルダーも、意外といい感じだった。
厚手のカーテンを束ねると、部屋が少し落ち着いた雰囲気になる。
まだ家具もほとんど入っていない新居。
カーテンを付けただけで、少し部屋らしくなってきた。
これから家具が入って、実際に暮らし始めたら、また想像と違うことが出てくるんだろうな(笑)。
とりあえず、景色を見るときはカーテンを開けようと思う。

