今日は予定があったから、ちゃんと起きた。
昼に(笑)。
気持ちのどこかで「今日は起きないといけない」と思っていた。
昨日から気になっていた展示があった。
高輪で開催されている「いのちの未来+」だ。
どうやら大阪・関西万博のパビリオンに登場した展示のようだった。
難しいことは分からない。
ただ、単純に興味があった。
昨日のうちに、前売りなら500円安いことを知って予約していた。
だから今日は絶対に14時なんかに起きてはいけない(笑)。
私にとっては、昼に起きることさえ意識しないといけないらしい。
そんなことを思いながら、時間には余裕を持って高輪へ向かった。
前売りで4,000円。
当日券なら4,500円。
値段が値段なので、それなりに期待値も上がっている。
会場に着くと、結構な人がいた。
そしてやっぱり、一人で来ている人は少ない(笑)。
ただ今回は、ヘッドホンを装着して映像や音声とともに回る没入型の展示だった。
ヘッドホンをつけた瞬間、一人でいる違和感はなくなった。
展示を見て、40分ほどで外に出た。
最初に頭に浮かんだ。
10分1,000円か(笑)。
でも、内容は壮大だった。
70年後から1000年後まで。
その中で、こんな問いを投げかけられた。
「あなたは、人間のままこの世を去るか。アンドロイドとして生き続けるか」
私は答えを出せなかった。
その場にいた人たちも、きっとそれぞれ考えていたのだと思う。
100年後なのか。
200年後なのか。
もしかすると、もっと近い未来なのかもしれない。
少なくとも、私たちの子供や、その先の世代では現実の選択肢になっている可能性もある。
なんとも言えない感情のまま、会場を出た。
軽く何か食べて、コーヒーでも飲もうか。
最初はそう思っていた。
でも、もう少ししっかり食べたい。
ラーメンでも食べようと思ったが、人で溢れていた。
どうしようかな。
そんなことを考えながら外のテラスへ出ると、高輪ゲートウェイの中心で何かイベントをやっていた。
近づいてみる。
どうやらオクトーバーフェストらしい。
賑やかだった。
お腹も空いている。
ビールも飲みたい。
これはちょうどいいかもしれない。
会場の中へ入ってみた。
……ただ、正直なかなかハードルが高い(笑)。
一人でここで飲むのか。
少し離れたベンチに座り、どうしようか考えながら会場の雰囲気を眺めていた。
30分くらいいただろうか。
結局、何も買わなかった(笑)。
でも、空気は十分楽しんだ。
みんなビールを片手に楽しそうに会場を歩いている。
それを見ながら思った。
あっ。
やっぱり今日は、一人でここじゃないな(笑)。
500mlのビールが1,500円。
ソーセージが900円。
誰かと一緒に、この雰囲気まで含めて楽しむなら全然ありだと思う。
でも、一人なら今日は使わなくていいかな。
そう判断した。
……いや、自分を納得させた(笑)。
会場の真ん中を突き抜け、駅へ向かう。
これなら家でドイツ産のビールと、ちょっといいソーセージを買って帰った方がいいかもしれない。
そして家の近くのスーパーへ。
予定通りドイツ産のビールを買った。
ソーセージも買った。
粒入りマスタードも買った。
ついでにステーキまで買った。
全部で4,000円ほどだった。
やっぱりコスパは抜群らしい(笑)。
どうやら自分を納得させることには成功した。
そんな納得感を抱えながら帰っていると、ドトールがあった。
なぜか、何の躊躇もなく入った。
コーヒーを頼んで、テラス席に座る。
普段なら一人だと、
「家で飲めばいいか」
で終わることもある。
でも今日は違った。
どうやらオクトーバーフェストのおかげで、一人で店に入るハードルがかなり下がっていたらしい(笑)。
そして、これは正解だった。
もう8月も下旬。
テラスには気持ちのいい風が吹いていた。
少し前までの東京の暑さとは違う。
コーヒーを飲みながらスマホを触っていたら、気づけば1時間近く経っていた。
今日も色々あった。
「いのちの未来+」で1000年後の命について考えるところから始まり、最後はドトールのテラスでコーヒーを飲んでいる。
気づけば、それなりにいい休日だった。
少し深い一日だったような気もする。
勇気が出なかったこともある(笑)。
でも、それでいい。
これから私は、オクトーバーフェストで1,500円だったビールを家で200円ほどで飲む。
ドイツ産だ(笑)。
ちょっといいソーセージをボイルして、粒入りマスタードをつける。
足りなければステーキもある。
いや、ステーキは取っておこう。
今日は枝豆でいい。
私の日曜日は、どうやらまだ終わっていない。
これから自宅で、
オクトーバーフェストを始める(笑)。
実はもう、
ドイツビールを一杯空けている(笑)。
私のオクトーバーフェストは、すでに始まっている。

